アルビレオの観測所

身体均整師&ピラティスインストラクターの日常と、自分の体を整える方法のブログ。思いきって、好きなことだけを仕事にしてみました。

わたしが均整をえらんだきっかけ-前編-

ピラティスインストラクター/身体均整師のはせがわです。

 

今日はおはなしだけ。

なぜ『身体均整法』を学ぼうと思ったかについてです。

 

 

と、その前に…~高校時代~

すこし暗い話になるかもしれませんが、わたしは高校の頃に心身ともに調子を崩したことがあり、家から出られない、学校に行けなくなる、という時期がありました。

いわゆる、“ひきこもり”状態です。

 

比較的に調子が良い日は、制服を着て、家を出ます。

とはいえ、徒歩+電車で片道1時間30分位かかる学校まではどうしても行く気力がなく、電車を行ったり来たりしたり、近所の森のような公園で暇をつぶしてました(笑)

(もちろん、当時は全然笑えませんでした!)

調子がイマイチな日は、起きあがることもできないので、罪悪感を抱えながらずっと寝てました。

 

調子を崩したのが、ちょうど大学受験あたりの時期だったので、受験はスルーをして卒業することとなりました。

(正直あまり覚えていないですが、親に対する申し訳なさが、物凄かったです。)

 

高校を卒業してから、少しずつ回復してきたので、働いてみようとか、興味があることをやってみようということで、ピラティスインストラクターの資格を取りました。

 

ヒップホップ⇒ジャズダンス⇒タップダンス

すこし時代をさかのぼります。

もともと運動音痴だったわたしは、小学3年生の時にすすめられてヒップホップを習うことになりました。

この時の先生が、とても有名で厳しい先生だったので、『ダンスの世界って厳しいんだな!』と肌で感じました。

 

それからジャズダンスを習い、タップダンスを習い、、厳しい世界ながらも、“練習するとできるようになる”という感覚や達成感を得られるようになりました。

練習すれば何とかなることがわかったので、運動音痴もだいぶ解消されたように思いますし、はじめてダンスでお金を頂いた時の達成感は、今でもよく覚えています。

 

自分を表現する喜びみたいなものも、感じていたと思います。

 

ある日、前十字靭帯がのびる

ある寒い日の夜、いつも通りスタジオに出掛けてタップダンスの練習をしていました。

月日は経ち、高校3年生になりました。

ちょっとした技の練習をしている最中に、その瞬間が。

 

着地の際に、脚に衝撃が走りました。

 

!!!!!!!!!!!

 

い、痛い。。。。。。。。。(その場にしゃがみこむ)

 

。。。。。。。。。。。。。。。(なんか、、すごい痛かったな…)

 

あ~~、痛かった!!!!!(まだほんのり痛いけど、大丈夫かな??)

 

(うん。たぶん、大丈夫…)

 

そのまま練習を続け、歩いて帰りました。

感覚としては、ちょっと膝のあたりがヘンかな?というくらい。

 

それから翌日、起きて立ちあがろうとした瞬間に、身体のバランスがとれなくなり、グラッとその場に倒れこみました。

左の膝、激痛、、、、。

(だ、大丈夫じゃなかった~~、、。大変なことになってしまった…!)

と思いながら、脚を引きずりながら、歩いて整形外科に行きました。

 

すると、左膝の前十字靭帯がのびてしまってるということで、人生初のギプス+松葉杖セットを使うことに。

歩いてきたのに、帰りは松葉杖…。

なれない松葉杖にわきの下が痛くなりながら、『段差って怖い…!!』とはじめて思いながら、半泣きで帰りました。

 

明日から学校行くのどうしよう!!(恐怖の中央線)

 

踊れなくなってしまった、、どうしよう!!!

 

自分を表現すること、言葉では言えない部分を発散することができなくなってしまったように感じて、今までどうにかこうにか保っていた大事なものが決壊していってしまったようでした。

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中編へ~つづく!!

中~後編は復活物語ですので、ご安心ください〇

 

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