アルビレオの観測所

身体均整師&ピラティスインストラクターの日常と、自分の体を整える方法のブログ。思いきって、好きなことだけを仕事にしてみました。

あおむけ -骨盤ニュートラル→テーブルトップ-

ピラティスインストラクター/身体均整師のはせがわです。

 

先日書いたこちらの記事

・ピラティスの呼吸について解説します

 

呼吸がなんとなく(でいいので)、なんとなくできてきたら、さっそく身体を動かしてみましょう!

今日はあおむけの基本姿勢を。簡単だけど、奥深し。

 

あおむけに寝る

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全身の力をぬいてリラックス。あおむけに寝ます。

おうちでやる際は、カーペットなど敷いてあればそのままでOK。

フローリングや畳の上であれば、やはりマットがあると便利です。

 

種類がたくさんありますが、わたしはyoga worksのものを8年くらい愛用しています。

生地がしっかりしており、すっごく長持ちします。

 

 

ひざを立てる

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角度は90°、直角です。

こんな感じに、とんがり過ぎず、なだらか過ぎない角度に足をセット。

 

そして重要なポイント。

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◎ひざと足のスキマを同じにすること!

にぎりこぶし1つ分くらいを目安に、ひざからつま先まで平行にします。

そんな感じです、オッケーです。

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骨盤をニュートラルに

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ニュートラルとは??

 

とりあえず今は、骨盤をまっすぐ床に置くことと思ってください。

両手で三角形をつくり、左右の腰の骨のグリグリと恥骨の三角形にあてます。

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そして、この三角形が床と平行になるようにします。

恥骨があがったり、さがったりしている場合はここで調整しておきます。

※この時、肋骨のうしろが床についているか確認します!

もしついていなければ、肋骨のうしろをピタッと床につけてから骨盤をニュートラルに!

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腹筋がすこーし伸ばされたような感覚があるかもしれません。

いい感じです。

 

呼吸をいれる

まだの方はこちらをチェック。

・ピラティスの呼吸について解説します

 

テーブルトップ

呼吸がはいってきたら、脚をあげさげしてみましょう!

1.息を吸って準備

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2.吐きながら、ひざの角度を変えないように片脚アップ

(スネと床が平行になるところまで)

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3.吸いながら、ゆっくりと戻して

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4.吐きながら、反対の脚をアップ

 

1~4を5回ずつ繰り返してみてください。

おなかがしっかり起動していると、このシンプルなうごきだけで腹筋にジワジワきます。

 

慣れてきたら、呼吸を反対バージョンで、吸いながら脚をあげてみてください。

(※おなかはひっこめたままですよ!)

 

このポジション、“テーブルトップ”と言います。

ここからいろんなエクササイズが始まりますので、是非おぼえておいてください^ ^

 

おわりに

いろいろと書きましたが、ピラティスはうごく前のポジションがとても重要になります。

きれいな姿勢からうごくことで、きれいな身体がつくられます。

ご自分の身体のうごきづらいところや、歪みが発見できます。

 

ピラティスは“量より質が大事”と言われています。

 

わたしは筋トレが嫌いなのですが(!)、ピラティスで『うごくを効率化』することで、なるべく最小限の時間と負荷でカラダ作りをしています。

(ピラティスも筋トレじゃないか!というツッコミは、今日はなしでお願いします。笑)

 

整えながら鍛える方法、今後もシェアしていきたいと思います◎

 

 

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